俳優、坂口憲二（３７）が主演したフジテレビ系の医療ドラマシリーズ「医龍」の第４弾が放送されることが３１日、分かった。来年１月スタートの「医龍４」（木曜後１０?０）で、３年ぶりの続編。医療ビジネスにおける問題に焦点を当て、坂口扮する天才外科医?朝田龍太郎率いる「チームドラゴン」が理想の病院作りを目指し、再び集まる。レディース ダウン

　あの“チームドラゴン”が来年１月、お茶の間に帰ってくる。

　「医龍」は、最先端の医療現場で働く医師たちの姿を描いた人気シリーズ。２００６年の第１弾放送以来、０７年と１０年に続編が放送され、坂口扮する天才外科医?朝田龍太郎率いる“チームドラゴン”の奮闘や時代に合わせたリアルな設定や描写が話題を呼んできた。

　同局の長部聡介プロデューサーは「シーズン３が終わったとき、もう『医龍』はやれないと思った」と一度は完結する意向だったと明かした上で、「３年たった今、日本の医療は世界進出という局面を迎え、大きく変わろうとしている。新たな『医龍』を作れるという確信がわいた」と制作意図を説明した。メンズ ダウン 人気

　前作までは臓器移植など「治療」をテーマに描かれたが、第４弾では医療ビジネスの問題に焦点を当てる。

　海外の病院買収などで日本の医療が世界進出する半面、国内では地方の中規模病院が閉鎖し、医師不足などの問題が…。そこで“チームドラゴン”が理想の病院を作ろうと再集結し、動く。

　坂口にとって「医龍」は役者としての代表作。再び“メスを握る”ことが決まり、「３年前のパート３でひと区切りついたと思っていたので、まさかチームドラゴンのみんなと会えるなんて」と復活を喜んだ。

　「医龍」では手術場面が見どころ。「またあの長いオペシーンを撮ると思うとぞっとしますが、初心に帰って最強チームを作り、３年間待ってくれていた皆さんのためにも、最高のオペをお見せします」と早くも気合を入れていた。